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綴り物


大人と子どもの狭間に
浅野いにお『ソラニン』 三十七歳でフルタイムの大学院生をやっていると、 自分が大人なのか子どもなのか分からなくなってくる。 子どもの本ばかり読んでいるとなおさらだ。 大人にはなりきれず、 夢は諦めてないけど、 追ってるとも言えない。 日本語には「社会人」という言葉があって、...
stephenjidosho
2022年7月31日


怠惰万歳
頭蓋骨 空っぽになるまで 働けど 博論の紙は まだ白紙がち 自慢なる 我が大頭脳は いまいづこ パリーやイタリーを 遊び飛べるや 味気ない 豆の粒ほど 残れりは 重いまぶたと 根性のみなり (2022.06.23、図書館にて)
stephenjidosho
2022年7月29日


しんだきもち
作 谷川俊太郎、絵 合田里美『ぼく』 死んでしまった方がいいって、毎日のように思う。 真剣ではないけど、軽口でもない。 理由はいくらでもある。愛されたい人に、 愛されないとか。なんとか、なんとか。 だれでもそんな日はあるだろうし、子どもだって人間なんだから、...
stephenjidosho
2022年7月29日
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